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あるペシミストの日常
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耳をすませば
率直な感想から述べると

青いなぁ(いろんな意味で)


中学生、高校受験の頃。

おいらにもそんな時代があったはず。

自分のことなのに思い出しにくいのは、
歳のせいなのでしょうかw


主人公たちを見ていると、
遠い昔の自分をおぼろながら思い出す。

おいらも昔は本の虫で、
自分で小説(っぽいもの)を書くことに夢中になって
背が低すぎてガードですら使えない!
と顧問に言われて辞めたバスケ部から
文芸部なるものへ移籍(?)して
ガリガリとノートに書き付けたものです。

雫のように、誰かのためとか、
夢を追う人に刺激されて、ってことじゃなかったけれど
あの頃の自分は、それこそ勉強そっちのけで
本の世界に夢中になっておりました。

…好きな人もいなかったわけじゃないけれど、
瓶底メガネと陰口を叩かれてたおいらは
積極的に男の子と会話できるキャラでもなく
かといって楽しみは別にあるので改めようともせず
マイペースな中学生活でした。

でも、同級生の子とか、聖司くんとか、
彼らにも共通するところは少なからずあったわけで。


純粋さ

ひたむきさ


今のおいらにはないものを
過去の自分と、登場人物たちは持っている。

確かに今のおいらは、
よく「歳の割に感受性が豊かだね」という
誉めてるのかバカにしてるのか
微妙なお言葉をいただくことが多く
(ひねくれてるわけじゃなく言う相手が…)

それはひとえに子供の頃から
多くの本や映画に触れさせてくれた
親の教育の賜物かなあとは思うんですが

それがおいらをこの世の中で生きにくくさせてるような…
と、ちょっと責任転嫁的なことも思うわけであります。


自分語りばっかりで感想ドコにもない!と
苦情が来そうですがw

大好きなのはラストシーンなのです。

ひねくれ者のおいらには
「どうせ10年待ちきれなくて別れちゃうよ…」と
身も蓋もない事を思わせる反面

その純粋なひたむきさに懐かしさと憧れを覚えるわけです。


忘れちゃいけないことってあるよなって。
生きにくくても、別にいいのかもなって。
posted by ほしょ | 23:50 | TV感想文。 | comments(0) | trackbacks(0) |
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