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あるペシミストの日常
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アイリーンとホームズについて

最近Twitterで相互フォローさせていただいた方が

ホームズはアイリーンに恋をしていたか?というツイートをされてたので

140字では書ききれない思いを書いてみようかと!



この二人に関しては、シャーロキアンの間でも

永遠のテーマというかなんというか…

解釈が様々ありますよね。



これから書くことはいちファンとしての考えであって

他の意見を真っ向否定するという意図はないので

軽い気持ちで読み流していただけると嬉しいです:;(∩´﹏`∩);:




私は、結論から言うと、

「恋に近い憧憬であって恋情じゃない」

だと考えてます。



アイリーン排除派はいろんなところで

腐女子扱いされますが

私は「ホームズとワトソンがホモォだったから!」

とかの理由で否定するのではないので

ちょっと違うかなあ…


じゃあ何で?っていうと

ホームズの探偵としてのプロ意識、だと思ってます



本当はホームズ自身は愛情深く、優しい人間であって

恋愛が頭脳や冷静な判断を失うということも理解していて

正しい思考のために人間臭い感情を排除しようと努めている人、

と思っています。


ひょっとしたらワトソンよりもっと人間臭い人なんじゃないかな!



『最後の事件』でワトソンに残した手紙だとか、

『三人ガリデブ』でワトソンがケガして取り乱したところとか、

『悪魔の足』で犯人を見逃すところとか、

そういう優しいというか人間臭い面が出てると思います。



で、なんでワトソンにはそんな抑制がきかなくなっちゃうかというと

それは愛(ホモォ)じゃなくて、純粋な友情から。


ワトソンは長く一緒に暮らして たくさんの事件をこなしてきて

自分を認めて、辛抱強く付き合ってくれて、たまにひらめきを与えてくれて

事件を発表してくれるから(ドイルだけど)自尊心をくすぐってくれる存在で

たぶん事件を一緒に解決したり、

小馬鹿にしながらも助手として派遣したり(内心は認めてたわけだし)、

ホームズはそんな生活が楽しかったんじゃないかと。


だからそれを結婚という形で奪うモースタン嬢とのことは

素直に祝福できなかったんだろうしw




たぶんアイリーン・アドラーがロンドンに居たり、

映画みたいにちょくちょく絡んできたりしたら

「あーやばいこれ恋じゃね?」って

葛藤もしつつ自覚もしたと思うんですが

彼女は他の男と結婚して高飛びしてしまったわけだし

ホームズの感情はその時点で止まってしまっているんじゃないかな。



その時点っていうのは、

「自分を知性で打ち負かした女」に対する敗北感(´・ω・`)

それと、それを認めたくないプライド(`・ω・´)

「女にもなかなかやる奴いるんだな」っていう驚きと感心(^ω^)

「なんなんアイツ」っていう好奇心(゚∀゚)

そして本人にとって不可解な感情である恋情の種(*´д`*)


アイリーンが傍に居てお水をあげていたら

種から芽が出てひょっとしたら…!ってこともあったでしょう


でも、ホームズは最後のひとつに関しては

「これはまずそうだぞ」と思って封印したかもしれないです。



彼は常に脳をフル稼働させたい人だったし、

それを良い方向に駆使したかったし、

悪と対峙することに対して情熱を燃やしてたし、

頭脳で誰かに上回られることを嫌って

正確にはどういう言い回しだったか忘れましたが

「愛とか邪魔にしかならねーからマジで」とか女性disとか

厨二的なこと言って常に思考に冷静かつ正確さを追求していたので、

「俺は愛になんか屈しない…!」とか厨二的なry

まあそう言ってる時点で明らかに意識しちゃってるんですけどね。


厨二発言に関しては、歳をとると丸くなって

「絶対結婚するつもりないけど、僕が死んだら

僕の死体に駆け寄ってくれるような奥さんと結婚したいよ」

みたいなこと言い出してるから、

一時のカッコツケ=厨二、としてます。



「男だったらいいライバルになれて楽しいのになあ残念」とか

そんな感じだったんじゃないかと思うのです。



BBC版『SHERLOCK』でのアイリーンさんは、

それこそシャーロックに私情どっぷりだったせいで負けたんだし

それがすべてなんじゃないのかしらん。

(あのシャーロックはどこまで彼女に恋してたかわからんけど)



じゃあ何で写真をおねだりしたの? とか

何でソブリン金貨を鎖につけてたの? とか

それは単に、彼にとって印象の強かった事件に対する

記念品としての扱いなんじゃないかと…(弱気)



ホームズにとって『ボヘミアの醜聞』事件は、

屈辱的であり、いろんな意味で興味深いものであり、

いつも馬鹿にしてる女性に負けちゃったテヘペロ★な

訓戒的なものだったと思うんですよね。



彼は同性愛者じゃなくて、単なる女嫌いという設定を重視すると

アイリーンにも恋をしてなかったんじゃないかなと思うわけです。

ハドソン夫人のようにホームズが好意的な女性も居ることは居るし

ワトソンの奥さんに対して一応気遣いもするから

「認めるべき女性=特別な女性」というのは彼の中にあって、

その中にアイリーンは含まれてると思います。そんだけ。

でっかい存在。同等の知性を持つ仲間だから。そんだけ。

モリアーティとかと同列。犯罪者?なわけですし。



彼の自制心とか、自己犠牲の精神とか、

正義のための覚悟や大事な人たちを守りたいと願う気持ちなんかは

ライヘンバッハでのモリアーティとの対決とか、

『三人ガリデブ』での激おこホームズを見ても明らかだし

映画『シャドウゲーム』でもドラマ『SHERLOCK』でも

そのへんはちゃんと描かれているじゃありませんか。

恋に靡く己の感情を善しとしない人であってほしいという

ただの願望からの意見かもしれない。



実はアイリーンと結婚して子供まで作っちゃったよ★

というパスティーシュに関しては、非常に冷めた目で見てしまいます。

解釈のひとつなので、それはそれでいいんですが。。

それだけはちょっと…別物として読んでしまう>< サーセン



ロマンスがあってもそれはそれで素敵なお話なんですけどもね。

お似合いのカップルだと思うし。

でもやっぱり犯罪者とはくっついてほしくないなぁ…

ワトソンとホモォならホモォでもいいよ元腐女子だから(小声)




『SHERLOCK』のシーズン2の1話は

ハラハラして見ていました。マジかよオイ…ってw

暖炉のシーンとか、いい雰囲気なだけに

「えっ!オチちゃうの!?シャーロック落ちちゃうの?!?」ってww

最後、キーコードを明かすところでちょっとホッとしたけど

(冷静に脈を取って観察してるとか)

もうヘイミッシュって子供がいればいいよ数年後、って思う出来でした。

結局は愛に傾きかけた心を強く律して勝利を手にしたわけで。


でもガイリッチー版のアイリーン、てめえはダメだ(


いろんなところで言われてますが、

アイリーンの不二子ちゃん化はなんなの本当にww

ただ単にホームズと同等にクレバーな女性ってだけだと思うんだよ(半泣き





以上、いちファンの意見でした。

最後にもう一度逃げをうっておきますけれども

「アイリーンとホームズは恋愛関係」とか

「ホームズはアイリーンを愛してる」っていうのを

否定するつもりはさらさらございませんので><

私のドリームについて語っているというだけです。


ホームズは推理マシーンじゃなくて人間だったんだよ

だから人間臭い愛情を絡めたいんだよ、

っていう気持ちも理解できますし。



拝読ありがとうございました。

posted by ほしょ | 00:29 | つぶやき。 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
>鯖の甘露煮さま

コメントありがとうございます♪
あちらではお世話になっております。

なかなかホームズ好きの人と出会えないので
お話できるのは私も嬉しいです(*´ω`*)

大学で外国人の先生に聞いたなら解釈もまた変わってくるでしょうねぇ。
恋心はあってもいいけど、ガイリッチー版みたいにベタベタされるのはちょっと…
というのが私の見解でございます><
全然長くないですし、もっと長く語ってもいいんじゃよ(
2013/08/09 21:00 by ほしょ@てん
こんなにホームズで語れたのは初めてなので凄い嬉しいです(*´艸`*)
ホームズに人間味がある小説は印象強いです。でも、ワトソンに優しかったり、イライラしたり、部屋クッチャクチャなのも、言われてみれば人間臭い部分ですよね(人間臭い人?が部屋ん中でVRとピストル撃つかは疑問ですが。)
解釈としては沢山あると思うんですが、私は表には出していなくても、心の中では恋心を抱いていたのでは?と思っております。以前は、私も主様と同しに考えてました!でも大学生になって、外人の先生と話してて、昔の英国紳士について聞いて変わりだしました。まだ明確に定まってませんが>_<
うわぁなんか本文張りに長くてすみませんm(_ _)m
深い考察ありがとうございますm(_ _)m
お話するの凄い楽しいので、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
2013/08/08 03:06 by 鮎の甘露煮
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