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あるペシミストの日常
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ダメージは終わらない

Twitterやこのブログにも書いたりしているけど、

私はどうにも人付き合いが苦手で、

過去に何度も酷い縁切り?をしている。



数年前の相手とは本当に泥沼で、

私は悪くない!とは言わないけれども

相手は私が一番ダメージを受ける方法や言葉を知っていて

それを駆使して私を突き放した。


少し前に 弱った私を見放した相手も

私が日頃、されたくないと話していた

一方的な遮断でもって私から離れて行った。



今日、明け方に、前者からメールが届いていた。

内容としては、アドレス変更のお知らせで、

一斉送信的な文面で事務的だし、簡潔。

特に「仲直りしましょう」というものでもないけれど

久しぶりに名前を見て、息が詰まりそうだった。



人間関係のもつれというのは

一方的にどちらかが悪いということはないと思う。


私も傷ついたし悲しかったし言い分もあれば怒りもあるけど、

相手にも私に対する怒りや反感、嫌悪感や悲しみもあるだろう。


というより、絶縁されるくらいなのだから

大抵、私が悪かったりする。

当時は文字通り死にそうなくらいヘコんで、

その後に反省したりもするけど後の祭り。



アド変さんに関していえば、

酷い切られ方をしたけれど

そうするしかなかったことを考えれば

アド変さんを追い込んだのは私なのであって…



でも、なんで??



あの時、アド変さんは

すぐさま私のアドレスを受信拒否にして

連絡先も消しますと宣言してたはず。

(実際エラーメールが届いたし)


どうして数年経った今になってお知らせがくるのか。



たまたま消してなかったアドレスに間違えて、

だろうとは思う。

ていうかそれが正解だと思う。


キャリアが提供するアド変お知らせサービスみたいなので

選択する余地なく連絡先すべてにメールが届いてしまったのかも。



まあ、それはいいんです。




なんていうか、そうやって人と絶縁して

その時受けたダメージから立ち直ろうという時に

何かしらそういう接触がある気がする。


実は私を嫌っていた人も、陰口などなかったかのように

普通に話しかけてきたり。


ブロックしまくった人も、

仲直りしたいというメールを送ってきたり。


最悪な離れ方をしたアド変さんも、

間違い?でアド変メールを送ってきたり。



直後ではないのがミソ。




忘れた頃に、というか

もう何でもなくなった頃を見計らって

(実際はそんなワケないけど)

チクチクっと刺激するような出来事が起こる。




ブロックさんに関しては、

記事に書いた記憶があったものの

Twitterに書いたのを勘違いしているのか

見返しても見当たらないので書くと、

(経緯のことは書いてあった)


ブロックしまくりで切られてからしばらく経って

Twitterのフォローリクエストが届いた。

(もちろんTwitterもブロックされてた)

「え!?」と思ったら間違いだったのか

程なくしてフォローリクエストは取り下げられていた。


やっとブロックのダメージから立ち直っていた時なので

ものすごくモヤモヤしたし、心乱された。


そして少し前に、またフォローリクエストがきた。

またモヤモヤしかけていたけど、間違いだろと思ってほっといたら

「謝りたい。また仲良くしたい」というメールが届いた。



ブロックさんのことは別に嫌いじゃない。

当時は、薄情な人だなとは思った。

いろんな人から受け取るけれど、

その人達に何も返さない(返せない?)人なんだなと。


でも、それだけ。


友達に戻れるかどうかといえば、戻れるとは思う。

でも私はきっと内心で「またこの人は離れて行くかも」

「またブロックされて傷つくかも」と怯えながら、

という関係性になると思う。


友達として悪いことを悪いと言えば切られて傷つく。

だから見ないフリをしてお愛想で乗り切る。

向こうが私の欠点を指摘してきた時、反論したら切られるかも

愚痴が過ぎたら切られるかも

そういう遠慮みたいなものを抱えて接してしまうと思う。

それは、果たして友達と言えるんだろうか?


それに、何故、何を、どう謝りたいのか。

何故私と仲直りしたいのか。


その辺の意図がわからなくて、未だに返信できていない。



意図がわからないものというのは

人間にとっては恐怖であるので

ブロックさんも陰口さんも、アド変さんも

かつて抱いていた好意と同等に恐怖でしかない。



「陰で私の悪口を言ってるのに普通に話しかけてくるのは何故?」

「徹底的に私を排除したのに歩み寄ってくるのは何故?」

「拒否したはずなのに注意を怠って接触してくるのは何故?」


そういう疑念とともに、別れの衝撃が微かに蘇って

ダメージが終わらない。

posted by ほしょ | 17:18 | つぶやき。 | comments(0) | trackbacks(0) |
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