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あるペシミストの日常
ある夜の夢
みずいろ一色の景色のまんなかに
ギターを肩に下げて立っている男の人がいる。
手もぶらんと垂らしていて、
何となくだらしない佇まいだなぁと思ったけど、
顔立ちは割と端正で、好みでした。

穏やかな表情でじっとこちらを見ていたその人は、
私が彼を見ていることに気づくと、
おもむろにギターを手にして、
とてもアップテンポで激しく、
それでいて優しく響く曲を、
(この辺の矛盾が夢っぽさ?)
私に聴かせてくれたのでした。

素人の私にもわかる難しそうな、
不器用な私にはできなさそうな、
そんな指さばきというか…

「上手ですね」と近づいて言うと、
少しはにかんだその人は
「またお会いしましょう」とだけ言って
また腕をぶらんとさせて遠ざかって行きました。

目が覚めたら、とても悲しかった。
穏やかな夢だったのに。

楽器の演奏関連の夢は
夢占いとかではえろい系とか聞いたことがあるけど…
何だったんだろう。
posted by ほしょ | 18:09 | 日々のきろく。 | comments(0) | trackbacks(0) |
座椅子との別れ
この部屋に引っ越してきた時に
通販で買ったブルーの座椅子。

ふかふかな座り心地と
ちょうどいい高さの肘置き(?)

気に入ってたのに
猫たんが爪を立てるものだから
破けて中のスポンジみたいのが
ボロボロ飛び出して部屋を汚す。

裁縫道具がなかったので
ウサギの模様が入った梱包テープで
塞いでしのいでいたけれど、
それも剥がれて
掃除しても掃除してもキリがない。

なので処分することに…(縫えよ)

背凭れや座る部分、肘置きが
それぞれ丸みを帯びているので
隙間にホコリが入ってしまって
その手入れも結構手間だったのよね…

破れていなければまだまだ使えるのに
「面倒だ」と思ってしまったおいらは
迷いつつもゴミ捨て場へ…

物に魂があるなら、きっと恨んでるだろうな…

ごめんなさい、と合掌。


しかし床に直座りはおしりが痛いね。
posted by ほしょ | 00:23 | 日々のきろく。 | comments(0) | trackbacks(0) |
父の還暦祝い
今年の11月で60になる父の
還暦祝いをしようと妹に言われて
すごく迷ったけど参加…

父とはもう5年以上まともに会っておらず、
携帯で口論になって以来、連絡すら取っていない。

ここに書くと長くなるので割愛するけれど、
ともかく父だけは他の家族と折り合いが悪い。
還暦祝いの話も、妹に言われるまでついぞ浮かばなかったほどで、
必要性について妹と口論になったりもした。

夏に旦那の実家である九州に引っ越してしまう妹が、
最後に思い出作りもしたいと言ったので
その言葉に折れて出かけて行った。


あらゆる意味で変わっていない父。
あらゆる意味で相変わらずな父。

孫にあたる甥っ子の姿と、
その母になった妹の姿を見て、
何か思うところでもあったならいい。

食事会はそれなりに楽しかったけれど、
父は終始言葉すくなに酒を飲んでいた。

父の祝いの席のはずなのに、
誰も父に積極的に話しかけようとはしない。


そんな、一度は憎んだこともある父に、
憐憫すら浮かんだのは、

やはり私があの人の娘であるからなのだろうか。
posted by ほしょ | 23:03 | 日々のきろく。 | comments(0) | trackbacks(0) |
無題
昔、子供だった私に母がよく言った、

正直に、正しく、頑張って生きていれば
きっといつか幸せになれる


という言葉は嘘なんだろうと思う

善意の人間であろうとするのはやめた
そもそもそうあろうという事が
善意の人間ではない証拠

正直者が馬鹿を見るのがこの世の中
それが真実
posted by ほしょ | 13:23 | つぶやき。 | comments(0) | trackbacks(0) |
ああ
気づいたんだ

私は誰かに愛され
誰かを愛するために生まれたんじゃない

川を渡る舟を送る
たくさんの役目の一端

きっとそのためだけに
posted by ほしょ | 23:09 | つぶやき。 | comments(0) | trackbacks(0) |