濡れ衣
2006.07.22 Saturday
今日、仕事が終わってロッカーで着替えている時、
先日の社員旅行で同じ班だった先輩がいきなり切り出してきた。
宴会の最中にトイレに篭もった私。
どうやら前日までの疲れが溜まっていたり
酒が合わなかったりしたのがたたって
悪酔いしてしまったようで…
おいしい食事を目の前にしても、
箸をつける元気もなく、ダウン。
しかし吐くものを吐いてしまえば
時間が経つごとに元気を取り戻し、
夜は温泉に浸かれるほどにまで回復。
他の先輩たちにも気を遣わせてしまい、
心配されるがままに甘えてしまった…
それを
道中、その先輩たちに気を遣いすぎたあまりに
具合が悪くなってしまったと周りに言っている
などと吹き込んだ輩がいたそうな。
「そう言ってるんだって?」と急に言われて
頭が真っ白に。。
中学・高校と、運動部に所属し、
卒業して勤めた会社でも上下関係の厳しい部署に在籍。
そんな私には
「先輩が言ったら、黒いものも白」
という鉄則が自然と身に染み込んでしまっている。
先輩に気を遣うのは当たり前のことで、
礼儀を尽くすのも叩き込まれており、
もはや苦痛を感じるというレベルではない。
私に限らず、そういう環境にある人間にとっては、
適度に抜きどころも心得ているわけで、
そのキャパを超えない限りはどうということはない。
同行の先輩たちは、
学生気分を引きずったままだった
理不尽なかつての先輩社員たちや、
学生時代の先輩たちとは全く違い、
社会人らしい社会人で優しい人たちだ。
気を遣うといっても最低限の礼を尽くすだけだし、
好きな人たちなので、例え使い走りにされても文句はない。
それだけ普段可愛がってもらってるし、恩がある。
とはいえ私も人間であるので、
たま〜に「そりゃないよ」と泣いたり怒ったりするような
振る舞いを受けることもないわけじゃない。
だからといって、
具合が悪い私に対して「もっと飲め」と強要したりもせず
「つらかったら宴会抜けて部屋で休んでてもいいよ」とすら
言ってくれた先輩たちに対して
「気を遣いすぎてダウンした」
などと言えるほどの身の程知らずではない。
旅行から帰れば、他の班の同僚たちと
こんなことがあった、あんなことがあったと
土産話に花が咲く。
その時に私は自虐的に、ダウンしたことを話しただろう。
でも、先輩たちに具合が悪くなった訳を説明したのと同じように、
酒が合わなかった上にカーブの多い道でバス酔いした
宿に着いてすぐの温泉で血流がよくなってこの有様
と、誰にも話したはずなのに。
まあ、長々言い訳を書いてみたけれど
結論としては「誤解です」の一言。
または誰かが悪意を以ってそう伝えたとしか思えず、
頭がクラクラした。
一応、動揺しつつも上記のことは説明して、
「あ、そうなんだ、ならいいけど」と納得してもらえたようだけれど。
動揺が悪い方に取られてないといいけどなぁ。
先日の社員旅行で同じ班だった先輩がいきなり切り出してきた。
宴会の最中にトイレに篭もった私。
どうやら前日までの疲れが溜まっていたり
酒が合わなかったりしたのがたたって
悪酔いしてしまったようで…
おいしい食事を目の前にしても、
箸をつける元気もなく、ダウン。
しかし吐くものを吐いてしまえば
時間が経つごとに元気を取り戻し、
夜は温泉に浸かれるほどにまで回復。
他の先輩たちにも気を遣わせてしまい、
心配されるがままに甘えてしまった…
それを
道中、その先輩たちに気を遣いすぎたあまりに
具合が悪くなってしまったと周りに言っている
などと吹き込んだ輩がいたそうな。
「そう言ってるんだって?」と急に言われて
頭が真っ白に。。
中学・高校と、運動部に所属し、
卒業して勤めた会社でも上下関係の厳しい部署に在籍。
そんな私には
「先輩が言ったら、黒いものも白」
という鉄則が自然と身に染み込んでしまっている。
先輩に気を遣うのは当たり前のことで、
礼儀を尽くすのも叩き込まれており、
もはや苦痛を感じるというレベルではない。
私に限らず、そういう環境にある人間にとっては、
適度に抜きどころも心得ているわけで、
そのキャパを超えない限りはどうということはない。
同行の先輩たちは、
学生気分を引きずったままだった
理不尽なかつての先輩社員たちや、
学生時代の先輩たちとは全く違い、
社会人らしい社会人で優しい人たちだ。
気を遣うといっても最低限の礼を尽くすだけだし、
好きな人たちなので、例え使い走りにされても文句はない。
それだけ普段可愛がってもらってるし、恩がある。
とはいえ私も人間であるので、
たま〜に「そりゃないよ」と泣いたり怒ったりするような
振る舞いを受けることもないわけじゃない。
だからといって、
具合が悪い私に対して「もっと飲め」と強要したりもせず
「つらかったら宴会抜けて部屋で休んでてもいいよ」とすら
言ってくれた先輩たちに対して
「気を遣いすぎてダウンした」
などと言えるほどの身の程知らずではない。
旅行から帰れば、他の班の同僚たちと
こんなことがあった、あんなことがあったと
土産話に花が咲く。
その時に私は自虐的に、ダウンしたことを話しただろう。
でも、先輩たちに具合が悪くなった訳を説明したのと同じように、
酒が合わなかった上にカーブの多い道でバス酔いした
宿に着いてすぐの温泉で血流がよくなってこの有様
と、誰にも話したはずなのに。
まあ、長々言い訳を書いてみたけれど
結論としては「誤解です」の一言。
または誰かが悪意を以ってそう伝えたとしか思えず、
頭がクラクラした。
一応、動揺しつつも上記のことは説明して、
「あ、そうなんだ、ならいいけど」と納得してもらえたようだけれど。
動揺が悪い方に取られてないといいけどなぁ。