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あるペシミストの日常
かばん紛失の顛末

先日のことです


自宅近辺にてかばんを紛失しました。


ツイッターにはリアルタイムで発言してたんですが

特に誰からのコメントもなくw

ちょっと寂しかったし

ツイッターというシステムの意義()とか考えちゃって

誰からもリアクションがないならブログでだって同じ(…)じゃね?

と思ったので

後日談ながらまとめて報告をうp。




仕事は時期柄、少し落ち着くので

激務というほどの忙しさではなかったのですが

年度末から新年度へ向けてのイロイロだとか

4月からの人事制度が変わることでの

仕事の影響だとか職場の空気の悪さだとかで

ちょっと疲れておりました。



この日おいらは、電車から降りてコンビニへ。

自炊する元気がないので何か買おうと思って入りましたが

よく考えたら食欲もない、ってことで店内を一巡りして

入り口付近にあるフリーペーパーのラックから

久々に間取り図でも見て和もう…

と某住宅情報雑誌を取っただけで店を出ました。



駐輪場へ行き、雑誌がかばんに入らないサイズだったので

原チャリのメットインスペースへしまい、

買い物とか寄らずまっすぐ自宅へ。

アパートの駐輪場に原チャリを停めて、

メットインから雑誌を取り出して…

郵便受けに入ってた広告やらDMなんかを取り

部屋へ入りました。



選挙が近かったので、選挙公報に目を通し

寝床に転がってケータイをぽちぽち。

そうしている間に疲れてウトウト……


20時過ぎ、配達時間を指定していた宅急便が届き

ピンポン鳴らされて目が覚めました。



宅急便の荷物からかばんへ移すものがあったのと、

ケータイ充電しなきゃ…と思って

充電器が入ったかばんを探すものの…



あれ?ないぞ??



家中どこを探してもかばんがなく、

原チャリのフックのところにかけっぱなしだったかと

外へ出るものの見当たらず。


郵便受けを開ける時、床にでも置いたかな…

と探してみても帰宅から1時間以上経っているので

やっぱり、ありません。



原チャリに乗る時、フックにかけた記憶も曖昧だったので

急いで駅まで戻ってみましたがあるはずもなく、

駐輪場の事務所は閉まっているし

交番には誰もいませんでした。


また家まで戻り、アパートの管理会社へ連絡。

但しもう営業終了なので夜間部門に。

その電話の声を聞いて誰かが出てきてくれるかもしれないと

わざと外で大声で喋ってみましたが

夜間部門は水道の故障だとかのトラブルしか受けてないようで

明日かけなおしてくれ、ってことで何も進展なし。


立地的に、駐輪場を通るのはアパートの住人だけだし

宅急便や郵便などの業者は

建物の陰になっている駐輪場は見えにくい位置。

アパートは少し高くなっている場所に建っているので

道路を通る通行人や車からは駐輪場は見えにくい位置。


1件1件訪ねてまわれば、拾ってくれた人がわかるかも!

と思ったものの

引越しの挨拶で両隣と上下階を訪ねた時にも

居留守を使われたりするような近所関係。

とりあえず管轄の警察署の電話番号を調べて相談することに。



担当のおまわりさんはよ〜く話を聞いてくれた上で

該当の遺失物届けはまだ出ていないこと、

明日にでも近所の交番に行って紛失届け?を出すこと、

かばんにおさいふが入っていたのでカード類をストップさせること、

付き添って各部屋を訪ねてはくれないことを教えてくれました。



とりあえず手持ちのクレカの24時間サービスの番号をネットで調べて連絡。

2枚だけだったのでラクといえばラクでした。

1社は、すぐに止めて再発行の手続きをしてくれたし、

もう1社も同じこと+不正に使われた形跡がないかを調べてくれて

大丈夫ですよ〜って言ってくれた。


スマホにしてから、使い勝手に慣れるまでは…と

前のガラケーも持ち歩いていたので

auにも連絡。

ICカード?が入っていなければ電波が出ないので

auといえどロックがかけられないんだそうだけれども

別のICカードを差しても使えないし

使えるようにするためには本人確認書類が必要ってことで

悪用される心配はないですよ、と教えてくれました。

個人情報がだだもれになるー!!!と焦ったけども

電源切っててオンにするとまずはロック解除からなので

照れくさいメールとか甥っ子の写真とかも漏れずに済みそう。





手続きだなんだとか、ネットでいろいろ調べたりだとか

遅くまでかかってしまって、さあ寝るか…となって

念の為にもう一度、と外に出てみたら



ある!!!!!



原チャリのフックのところに何事もなかったかのようにかかってる!!



それまでも時々、誰かが気づいて届けてくれるかもとか

淡い期待を抱いて外の様子は見てたのだけれど

やっぱりなくて、ヘコんでいたのに…


嬉しくてさっそくかばんを保護して

家に入って中身を確認。

きっちり物は詰められていたけれど、

案の定おさいふのお金は小銭の1円に至るまで

すっかり抜き取られておりました。


でもクレカは無事。免許も保険証も無事。

カード類(会員証とかの)も探られた形跡があって、

taspoが抜かれていることにも気づきました。

あと、ケータイもなくなってた。

実印も入れてあったのだけれど、それも無事。




何より、サンダーバニーのポーチがおいらの宝物で

これが戻ってきたのが嬉しかった。


普段は各種薬(風邪薬、鎮痛剤、バンソコ、かゆみどめetc)を入れていて

救急ポーチにしているのですが

これは、おいらが昔、病気だった時に

一番近くで支えてくれた友達がくれたポーチ。


サンダーバニーっていうキャラクターを知らなかったけれども

その名前を友達に教えてもらって

「サンダーバニーかわいいね、かわいいねえ」って

おいらは泣きながら呟いたんだそう。(記憶にない)


オカンが言うにはその後、

お金を入れておさいふ代わりにしたり

病院に通うときには薬と診察券を入れて

当時のおいらは相当大事に使っていたもよう。



病気が治って今の仕事に就く時、

化粧ポーチには少し小さいので

薬とか入れるのに使うようになりました。



いつも持ち歩いているから布製のそのポーチはすぐ汚れて

何度も洗濯しては使っているので

結構おんぼろだけれども

つらかった時期を一緒に過ごしたポーチなので

とっても大事なお守りのようなもの。



くれた友達とは、もうすっかり疎遠になってしまったので

サンダーバニーがその友達代わりでもあったのです




正直、かばんは気持ち悪くて捨てたい気にもなりますが

通年使えるお気に入りでもあり

新調するお金もないwので引き続き使っています。



かばんが見つかった次の日は仕事だったので

普通に出勤。銀行でお金を下ろしてみたけども

残高が減ってる様子もナシ(暗証番号わかりづらいからな)




まったく世の中には悪いヤツがいるもんだぜ!

と思いながら、仕事帰りに近所の交番へ。


やや年配の優しそうなおまわりさんが

じっくりお話を聞いてくれました。


おいら的には、置き去りにした自分にも非があるけれども

一度どこかへ持ち去って金目のものだけ抜いて

また元の場所へ戻すという悪質さに頭にきてたので

おさいふやら他のものから指紋とれるだろうし

盗難届を出したい!!という意気込みだったのですが

おまわりさんが言うには

「一度置き去りにしてるから立件は難しいなぁ」

でも指紋とれるでしょ、と食い下がっても

指紋のメカニズムやら何やら丁寧に教えてくれて

おいらがなるべく触らないように気をつけていても

たぶん取れないと思うよ〜って。



見つけた時点で110番しておまわりさんを召喚したら

もしかしたら盗難ってことで届けられたかもしれないな〜って。

その時指紋を取って、中身を確認して、お金とケータイがない!ってことなら

捜査?もできたかもしれないんだけど…って

申し訳ながられてしまいました。


ただ、ケータイに関しては事件に悪用される恐れもあるし

使えないと知って警察に届ける可能性もあるからってことで

紛失届?を出させてもらえることに。


絶対アパートの人だと思うんです!><とおいらが言っても

あそこは街灯も少なくて(確かに)

物騒だから物取り狙いの連中がいてもおかしくないんだよ〜

ということでアパートの人だけを疑っちゃダメ、と言われました。

パトロール多くするからね!と言ってくれたけれど

交番は普段一人だけだからいろいろ大変なんだよ〜って愚痴めいたことも言われたw

駅前の交番に人がいなかったことも、

「あまり交番にしかおまわりさんが居ないと、

よし今ならパトロールが手薄だ、って悪いことする人が出るから

ずっと居るわけにもいかないんだよ」

って教えてくれました。



力になれなくて本当にごめんね、って謝られて

おさいふに入ってたお金も万単位の高額じゃなかったし

サンダーバニーのポーチも無事だったし

盗難届は諦めることに。



おまわりさんが言うには

何か身の回りでいつもと違うことがあったら110番!

無料なんだからいっぱい使っておまわりさんに仕事させていいんだよ!

…だそうです。



酔っ払いが道端で寝てるからどうにかしてくれ、とか

電球が切れた猫が逃げた、とかで電話してくる人もいるんだって。

それが些少なことだとはいわないけど、

なくなったかばんがまた出てきて

しかも中身の一部がなくなってるなんてことのほうが

よっぽど一大事なんだから、遠慮しなくていいんだよ。ってさ。

特に女の子(っていう年齢でもないけどなww)の一人暮らしなら

ちょっとしたことでもおまわりさんを頼ってくれていいんだからね〜って。



よく119番で、救急車をタクシー代わりに使うだとか問題になってるから

こんなことで電話していいのかな〜って思っちゃうんです、と言ったら

「それは確かにそうだよね〜。でも一人暮らしでまわりに助けてくれる人がいなかったら

近所の病院に行きたいんですけどってことでもなければ

呼んでも平気なんだよ」 だって。


インフル疑惑の時も、

正直救急車呼んでどうにかしてほしいくらいツラくて苦しくて

でも「ただの風邪かもしれないのに…」って思って呼ぶのをためらって

結果的に普通に仕事に行かなきゃいけなくて悪化

その後やっと会社が帰ってよしと判断した時にゃ治りかけでどうしようもなかった

ってことになったしな。


なんて話をしたら「それは間違いなく呼んでよかったよねww」って笑われたw


110番も119番も、困った人のためにある電話番号だから

困ったら遠慮しちゃダメだよ、なんて言われたw


ぶっちゃけ、前のアパートの時の近所のおまわりさんは

若手は結構熱い感じでいい人もいたんだけれども

ちょっと年配になるとめんどくささ全開で対応してくるんで

ケーサツなんてよおおぉぉ税金ドロボーがぁぁああ!!!ヽ(`Д´)ノ

って思ってたこともあるんだよね



というようなことも伝えてみたら(まんまは伝えてないヨ)

「人によるからなぁwwでも、ごめんねダメだよねそれは(´・ω・`)」

なんて謝ってくれた。

おいらの地区担当のおまわりさんがこの人でよかったなぁ。



と、この交番のエピソードを会社で話したら

「そんな言葉に騙されるな!!ケーサツってのはry」と

先輩に言われたけどねww





とまあ

長々と書き連ねましたが

これがかばん紛失の顛末でございます。


ぼーっとしすぎな自分が一番悪いんだけども

かばんを返すくらいなら最初から手付かずで返してくれたらいいのにとか

悪いヤツがいるもんだー、そんなヤツはのろわれてしまえーとか

思ってしまうのが正直なところ。

ドロボウが住んでるアパートは気持ち悪いこと山の如しなので

引越ししようかどうしようか迷い中。

お金もないし、通勤にも実家帰るのも便利だし。





で、今日改めておさいふの中身を整頓しようと思ったら

何枚か入ってたはずのQUOカードと図書カードもないっ


や ら れ た …




不謹慎なことは承知の上で言うけれども

犯人が地震で死ねばよかったのに。と真面目に思う。

天罰くだれ。悲惨な死に方をしろ。

金額の大小じゃない。

腐った根性が許せない。

どんな気持ちで原チャリのフックにかばんを戻したのか。

人間って怖い。



やっぱり次はマンボウかハクモクレンに生まれたいおいらでした。

posted by ほしょ | 22:07 | 日々のきろく。 | comments(0) | trackbacks(0) |