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あるペシミストの日常
人生初の手術


ブロック注射だけではどうにもならなくなったので

ついにヘルニアを切除する手術に踏み切ることになり

入院してきました。



小2の時、腕を複雑骨折して

アレコレ腕をいじられたけれども

メスも麻酔も使わなかったので

あれはカウントしないとすると


これが人生初の手術でござんした。



生まれて初めてT字帯というものを身につけ、

手術着を着てストレッチャーで待機。



テレビドラマで見るような手術室なのかな

麻酔の時の数かぞえるのうまくいくかな

と、不安半分期待半分で待っていたら

看護師さんに

「気分を和らげるお薬です♪」

と、養命酒飲む時のカップみたいな小さいのに

ピーチ味のトロッとしたお薬が入っていて

それを飲んでからの記憶がまったくありません。



「終わりましたからね〜」って声をかけられて

目を覚ますと同時にものすごい激痛が全身に…

おい何しやがった

ってくらい痛くて痛くて、

痛くて身動ぎすると更に痛むし

じっとしていても痛くてどうしようもない。


「そりゃそうだよ、切ってるんだもん (´・ω・`) 」と

麻酔医の先生に言われて、納得…できるか!!!



しかも痛がっている娘をよそにオカンは

見ていて忍びないし私はすることないので帰ります

と看護師さんに伝言して帰ってしまう有様



後から聞くと、オカンは主治医に手術の結果などを聞いてたみたいで

おいらは主治医なんて顔出しすらしなかったので

どうなったかもわからないまま。


「これが切り取った軟骨です〜ってきれいなピンクのいっぱい見せてもらったの!」

と、退院の今日になってやっとオカンから聞きました。


麻酔医の先生が顔出ししてくれたのは、

ペインクリニックでブロック注射を打ってもらってる頃から

全信頼をおいて診てもらってた仲良しの先生だから。


傷が小さくて済む手術ができる よその病院を紹介しようともしてくれたんだけど

「あ、でも麻酔はぼくが見たいしなぁ」ってことで紹介しないでくれて

おいらも「麻酔の担当、先生じゃなきゃ手術受けない!」って言ってたので

新患Dayなのにつきっきりで麻酔見てくれたみたい。



当のおいらはピーチ味のせいで何も覚えてないけどな。



医龍の阿部ちゃんみたいにカウント7で落とされたかったのにw

ピーチ味に落とされるなんてww


ちなみに麻酔の先生は、口髭がチャームポイントの通称“じぃじ”

小さい頃におじいちゃんと触れ合った経験のないおいらには

「こんなおじいちゃんだったら素敵なのに!」って感じのロマンスグレー。

母方の祖父は母の結婚前に事故死、

父方は遠方だったうえに割と早くに亡くなったのでした。


加えて、ダメ親父をもったおいらは反動ファザコンの気があるので

年代的にも「こんなお父さんだったら素敵なのに!」ってのもあったりw

長身で精力的に働いて、マスコミでも取り上げられるような名医なのですよ。

素敵なのです。 そしてちょっとおちゃめさん。



なるべくならペイン(クリニック)で治してあげたかったなぁ〜

ホントに手術受けるの〜? (´・ω・`)


とか言って、おいらをきゅんきゅんさせますw



なんかいろいろあるのか、同じ病院なのに

整形外科に異様に気を使っている麻酔科。

病室に顔出しするのも、ものすごくコッソリ来ます。



整形外科の担当医は、40代の脂の乗った感じの先生で

あの自信はどこからくるんだろう、ってほとんどの人が言うくらいの自信家。

術前説明も理路整然としていてわかりやすくはあるんだけども

患者の痛みには鈍感なタイプ。

「痛いです><」って訴えても

手術前「手術すれば治まるよ、それまで我慢だね」

手術後「時期がくれば治まるから」で終了

俺の手術に間違いがあるはずがないって感じの人で

正直、あんまり信頼はできてないです。


痛くても我慢しろ ってのが、ちょっとなぁ。


「痛かったらまたペインに通ってもいいんですか?」って聞いたら

「何で?必要ないでしょpgr」って言いやがる。

じぃじ先生に泣きついたら

「手術した直後でブロック注射は打てなくても、

他に方法はあるからいつでも外来にきていいよ〜」

って言ってくれたのに…



この差はなんなのよぅ。゚( ゚´д`゚ )゚。




結局、まだまだ背中は痛いままですが

回復には1ヶ月くらいかかるというし

仕事も休みをいただいているので

じっくり治していこうと思います。

posted by ほしょ | 17:50 | 日々のきろく。 | comments(0) | trackbacks(0) |